外履き上履き兼用靴 ディタッチシューズ

応募対象の概要

「ディタッチシューズ」はソール部分とアッパー部分をマジックテープで簡単に切り離せる靴である。普段は外履きとして履くことができるが、汚れたソールを切り離すだけでそのまま上履きとしても履き続けることができるようになっている。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

災害が起きた時に、避難所が地域の小・中学校の体育館になることも多いが、とっさの避難となると準備していたものもうまく持ち出せずに避難を強いられることがあると考えられる。特に上履きは体積がかさばることから持っていく優先度は低くなるが、冬場の体育館はとても寒いことが多く、寒さ対策のためにも上履きがあった方が良い場面もないことはない。そこで、この分離する仕組みを活用して、避難移動時には外履き、避難所ではソールを剥がして一時的な上履きとして活用することができる靴になっている。

日常時 外履き上履き兼用靴 ディタッチシューズ(日常時)

日常時は普段の靴としてそのまま履くことができる。ソールを取り替えることで、自分好みの履き心地にカスタマイズすることができ、また、靴底がすり減ってしまった時でも、靴ごと買い替えてしまう必要はなく、ゴミを減らすことにもつながる。

非常時 外履き上履き兼用靴 ディタッチシューズ(非常時)

外履きとして避難所まで移動して、靴底だけが汚れている場合であれば、ソールを取り外すことで、そのまま避難所内での上履きとして安全・寒さ対策として履くことができる。上履きを別に持たなくて良いので、他の生活必需品を持ってくる余裕も生まれる。