屋内位置情報システム『B Catch Now』

応募対象の概要

建物内の人や火災、防災設備の場所を「見える化」、"より安全に" "より早く"避難するための情報を提供し、災害時の初動対応を支援するとともに、平時に利用できる機能も多数装備することで、災害時と平時の境目をなくして、どんな時でも活躍するサービスです。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

日常的にご利用頂くことで、コストを抑えながらも実効性のある防災対策を実現します。災害に特化したサービスの場合、折角導入しても「いざという時に使い方がわからなかった」等、実効性に課題があります。そのような問題を解決するため、サービス創出当初よりフェーズフリーの考え方を取り入れています。
①B Catch Nowアプリ:普段はコミュニケーションツールとして、建物内の人やモノの場所がわかります。災害時は火災発生場所や避難状況把握に利用できます。②感知器接触型ビーコン:人の位置を特定するためのビーコン機器を火災感知器と設置し、消防設備点検と同時にビーコンの点検を実施することで、システムの信頼性を担保します。

日常時 屋内位置情報システム『B Catch Now』(日常時)

探したい相手を見つけたり、名前と顔が一致しない場合に名前を確認する際に活躍します。またアドレス帳代わりにもなるため、日常のコミュニケーションツールとして使用することができます。さらに、いざという時の備えとして避難訓練で活用することで、平時の防災意識を醸成できます。

非常時 屋内位置情報システム『B Catch Now』(非常時)

逃げ遅れて建物内に取り残されている人が誰か、何処にいるのか、居場所がスマホアプリやPCで、簡単にわかります。要避難支援者の居場所確認にも使用できるため、安全確保や避難補助に役立ちます。また、防災設備やAEDの場所がMAP上に表示されるため、災害時の迅速な初動対応が可能となります。